ウォーレンバフェット氏といえば、まさに生ける伝説ですね。
6歳にコカ・コーラの6本パックを25セントで購入し、1本5セントで販売し20%の利益を得るという商売の本質を実践した彼は、1600億ドルを超える世界有数の大富豪へ投資1本で成り上がりました。
コカ・コーラやアップルなどの「超優良企業」を買って買って買いまくって絶対に手放さないという投資スタンスは我々一般投資家も見習うべきではありますが、今回はそんな語り尽くされたことではなく、バフェット氏が投資で成り上がったもう1つの理由を紹介します。
実はこの”もう1つの理由”こそが投資の本質であり、僕たち一般投資家が真似するべきところでもあります。
要は収益力より入金力なのである
よくハイレバトレーダーさん達が自身が卑下して表現するこの「入金力」という言葉。
これ、実は真理だと思います。
投資の神様ウォーレンバフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ社は、参加のGEIKOやNational Indemnityなどの保険会社が契約者から受け取る保険料を、安定した、かつ長期的な投資の原資としてきました。
上記2社だけでなく、実はバークシャーは63社を傘下に収める巨大ホールディングスです。

これらの子会社たちから上がる収益を原資として投資を行い、彼は巨大な富を築いたわけですね。
また、彼は上場株式ではなく未公開株式への投資も行い、大きな収益を上げてきました。
See’s Candies、Nebraska Furniture Martなどが有名ですね。
逆に、上場していたものの、買収して非公開にした企業もあります。鉄道会社のBNSF Railwayなどですね。
ウォーレンバフェット氏は生ける伝説、投資の神様と崇められていますが、それは入金力と未公開株への投資が大きな割合を占める、僕たち一般投資家の感覚でいう「投資の神様」とはまったく違うということが言えそうです。
入金力を鍛えることが金持ちへの近道
- 入金力
- 未公開株への投資
この2つがバフェット氏の成功の大きな要因でしたが、僕たち一般投資家が真似しようとしたら、何ができるでしょうか。
未公開株への投資はあまり現実的ではありませんね。大した実績もないのにもしそんな話が回ってきたら、まず詐欺だと思うのが賢明です。
ということはどうしても、入金力勝負になります。
副業をするのも良いでしょう。小さなビジネスを始めるのも良いでしょう。
ネットワークビジネスで月3万円の収入が確保できた時点で勝ち組です。
トレードを学び、毎月コンスタントに5万円勝てるようになれば良い話です。
Canonで毎月3万円勝てるようになれば、毎月3万円の積立ができるわけです。
HEXA MINDSのアフィリエイトで年に30万円、プラスになれば大成功です。
僕を含めた一般社会に生きる投資家はどうしても「勝つ方法」「爆上がりする銘柄の選び方」なんかを知りたくなってしまいますが、それは株やトレードで儲ける方法であり、お金持ちになる方法とは決してイコールではないんですね。
なんでそんなこと言い切れるのかって?投資の神様と崇められる人物がその実、そうだからです。
文句があるのならウォーレン・バフェット氏へどうぞ。きっと同じことを言われます。
「財務諸表を読むより、買い増しできる資金を調達することが先決だ」と著書にありましたから。
収穫後の畑に落ちた種を栽培することも大事だけど、新しく買ってきた種も蒔くことで、間違いなく豊作になります。
