大好評のFX自動売買システム「Canon」
このページでは、人それぞれの資金や性格に応じた設定例をいくつか紹介するとともに、よくある質問のQ&Aも置いておきます。
設定例をご紹介
Canonは、「基準原資」というパラメータと「稼働時間」でリスクを調整していきます。
大前提は2点
- 基準原資を大きくしていけば、リスクは下がる
- 稼働時間を短くするとリスクは下がる。が、短すぎると裏目に出る
この2点を念頭においてください。
では、設定例を見ていきましょう。
資金規模と性格、スタイルによっておすすめの設定は変わっていきます。

1,000ドル〜3,000ドル
Canonは1000ドル以上推奨、最低500ドル程度から稼働できます。
この頃は、多少のリスクを背負っても資金を早く大きくすることが先決です。3,000ドル程度まではとにかく早さ重視。
が、500ドルでも1,000ドルでも、人によってお金の性質は変わってきますね。ということで、いくつかのパターンを考えました。
なくなってもいいから短期決戦で。とにかくまとまった資金を作りたい
デフォルトのパラメータから、
- 基準原資→2000
と変更します。
こうすると1日に10%を狙えますので、1ヶ月回れば6倍。
1000ドルで始めれば1ヶ月後に6,000ドルになっているかもしれません。いわゆる「チャレンジ」と呼ばれるスタイルです。
効率良く増やしたいけどリスクは抑えたいです【※推奨】
デフォルトのパラメータで運用します。
滅多に口座破綻しない安全かつ効率的な設定ではあるものの、ゴールドの価格が1日に100ドル幅で一方的に動く時などに瀕死の状態に陥ることがあります。
しかし、『資金規模が小さいうちはこれくらいのリスクは背負うべき』だとも言えます。
経済指標、金曜、月末など、荒れる時のポジション管理をしっかりすることでリスクを抑えることができます。
低リスクと言えどもしっかりリスクを認識し、その上でパフォーマンスを求めるスタイルです。
3,000〜5,000ドル程度まではこの設定でガンガン日利3%を取ることを推奨します。
絶対になくしてはいけないお金です
「支出するのは決まってるんだけど、一時的に浮いているお金があるんです」
「キャッシングして調達した資金なんです」
「これが最後のチャンスなんです」
こういう人は本来運用なんてやってはいけないんですが、人それぞれに事情がありますからね。
リスクをより抑えながらも、でもある程度のパフォーマンスは求めたい場合。そして得た利益を元本にしたい場合はこんな都合の良い考えになりますよね。わかります。
こんな時は基準原資をもう少し大きくし、リスクを抑えます。
デフォルトから
- 基準原資→10000
としてみましょう。
これでも「絶対安全」とは言い切れませんからね。重々ご承知ください。
3,000ドル~5,000ドル
ここまで来たら、安全な設定にしましょう。リスクを下げても効率よく複利がかかるので、パフォーマンスは申し分ないでしょう。
パラメータはデフォルトから、
- 基準原資→7500
と変更します。
基準原資を大きくすることで、ロットの大きさを小さくします。これにより、逆行相場に捕まった時、含み損の拡大をゆるやかにします。
しかし、経済指標時にはあえて止めないことで積極的に利益を狙いにいくというニュアンスもあります。
1日に2%前後が目安、月利にして50%を目指します。1ヶ月半程度で5,000ドルを達成しましょう。
300ドルなり500ドルなりを別口座に移し、先述の「チャレンジ」をするのも良いでしょう。
本口座は安全に着実に資金を増やす。そこで得た利益を別口座で一気に増やす。
コア・サテライト投資を口座間で行うイメージですね。
5,000〜10,000ドル
もっとリスクを下げましょう。
パラメータはデフォルトから、
- 基準原資→10000
と変更します。
日利は平均1〜2%をコンスタントに狙うイメージです。
ここからは増えるスピードが非常に緩やかになりますので、チャレンジを並行して行うことを推奨します。
10,000ドル〜
王台達成です!おめでとうございます!
ここまで来たら、EntityXをスタートさせましょう。
Canonの役割は「お金を増やす」から「EntityXの資金を得る」に変わります!
高いリスクを負う必要ももうありません。安全にいきましょう。
パラメータはデフォルトから、
- 基準原資→20000
と大きくし、ロットを小さくしましょう。
- チャレンジ口座の利益→本口座に
- 本口座の利益→EntityXに
- EntityXの利益→チャレンジ口座に
こんなイメージでグルグルグルグル回すと、一気に「資産」と呼べる金額になりますよ!
ボーナス口座とセント口座
Canonユーザーは原則HFMを使用し、かつ500~1000ドルの少資金でスタートする為、使用マニュアルにもこのページにも、セント口座での稼働を前提で記載をしています。
HFMではセント口座はレバレッジ制限やポジション数制限があったり、ボーナスが使えなかったりするので「資金が大きい場合はボーナス口座の方が良いのでは?」という質問をよく受けます。
しかし、公式の見解としては、それでもあえてセント口座を使うことを推奨しています。
セント口座のメリット
それは、複利の早さです。
Canonは「基準原資」に定めた数字分、残高が増えるごとに取引ロットが0.01ずつ上がっていきます。要は複利ですね。
「基準原資に5000」とする設定では、下記のように加速度的に資金が増え、2ヶ月で10倍という脅威のパフォーマンスを得られる計算になります。

これがボーナス口座だと5000ドル増えないと複利はかからない計算になるわけです。
どちらが効率が良いかは明白です。
よくある質問〜設定、使い方編〜
パラメータの解説はマニュアルに記載していますが、重要なところを特筆しておきます。
基本は上記の「資金規模別のおすすめ設定」で良いのですが、自分流を作れる上手な方もいらっしゃいますからね。
基準原資のあたり

最重要項目です。ここを間違えると一切増えないか、口座が吹っ飛ぶかです。
基本的にこのあたりで変更するのは[基準原資]のみです。
HFMセント口座利用時、推奨は[5000】、攻めて【2000】
よりリスクを抑えたい場合は、もっと大きい数値にしましょう。10000とかですね。
例えば、基準原資を[5000]としたら、「5,000セント(50ドル)ごとに0.01ロット」となります。仮に5300ドルの入金があったら1.60ロットで取引します。
50ドルごとに0.01ロットずつ取引する時のロットが上がり、複利運用になります。
セント口座でもスタンダード口座でもこの考え方は変わりません。
[ロット選択]を[固定ロット]にするとその下の[ロット]に入力したロットが適用され、単利運用になります。
時間設定のあたり

たまに24時間稼働したいので〜という不思議な方がいますが、GOLDは5時〜8時は市場がお休みです。その為、上記画像のデフォルト設定の時は24時間稼働と同じ意味になります。
24時間稼働はリスクですが、短すぎるのもリスクですのでご注意ください。
また、朝10時までは立ち上がり&東京仲値で荒れる時がありますので、リスクを抑えたい時は10時スタートにするのが良いでしょう。
よくわからなければデフォルトでOKです。
ニュースフィルター

ニュースフィルターは経済指標時の稼働停止を自動で行なう機能です。
[発表前]に設定した時間から、新規のエントリーを停止します。
その時点で持っているポジションは、利確できる時は通常通り利確しますが、損切りや逆行が進んだ時の追加のポジションは持ちません。つまり、既存のポジションは持ちっぱなしになるということです。
あえてそうすることで、経済指標や要人発言時の急な動きで無駄にポジションを持ってしまうのを回避しています。
[発表後]に設定しただけ時間が経つと、エントリーを再開します。こうすることで、たとえば下記のような状況が起こり得ます。

水色で囲っている部分が経済指標によりエントリーを停止している部分です。
この時は含み損が最大10%程度までいきましたが、仮にこの水色部分でポジションを持っていたらどうでしょう?
もっと含み損を抱えていたかもしれませんし、利確も遅くなっていたことでしょう。
このように、市場が急騰急落するタイミングでエントリーを見送ることができるというのが、ニュースフィルターの特徴です。
1点注意としたいのは、ニュースフィルターに頼り切るのは良くないということ。
たとえば金曜日は週足確定日ということで荒れることがよくあります。金曜要因という言葉がある程です。同じように、月末もそうです。
年末年始やGW、夏休みなど市場の商いが薄くなる時も突発的な動きが増加します。
損切り注文が溜まっていそうな価格付近では、その損切りを発動させるストップ狩りのような動きが起こります。
こういう時はニュースフィルターがどうであれ、そもそも稼働しないという選択をする方が賢明でしょう。
✴︎スマホからエントリーを停止する方法
マニュアルにあるように、Canonはスマホから停止状態にすることができます。

外出先などで「またトランプ大統領がなんか言ってるよ。今日は荒れそうだからもう止めちゃおう」となった時などに重宝します。
スマホからVPSにログインするのは面倒ですからね…
まず、スマホのMT5を開き、ポジション確認画面を開きます。右上の「+」をタップしましょう。

注文画面が開きます。銘柄がGOLD(HFMセント口座はXAUUSDc)になっていることを確認し、[sell Limit]にチェックします。
[価格]に価格を入れます。約定されては困るので、絶対に約定しない価格にしましょう。画像では10000としました。最後に[発注]をタップし、Sell Limitの注文を出しましょう。

この注文が出ている間、新規のエントリーを停止します。
キャンセルすれば再開します。
注文のキャンセルはまず、先ほど出した注文をタップします。

[削除]をタップ

さらに[削除]をタップ

非常に簡単な作業でスマホから稼働管理をできるのはかなり便利です。必ずやり方を覚えておきましょう。
よくある質問〜その他〜
最低証拠金はいくらですか?
1,000ドル推奨です。
これより低くても設定次第では動きますが、複利が遅いのでなるべく1,000ドルは用意しましょう。
原資回収するべきですか?
証拠金によります。Canonは紛れもなくステージ1に使うツールなので、例えば5,000ドル程度の資金で始めるのなら、積極的に原資回収はするべきでしょう。
しかし、1,000ドル程度で始めたのなら、5000ドルまでは原資回収せずに一気に増やした方が効率が良いでしょう。
1ヶ月かけて1,000ドルを2,000ドルに増やしたのに、そこで1,000ドルの原資を回収してしまったらその1ヶ月が無駄になります。
ちなみに言えば、2ヶ月目に手に入るであろうはずだった2,000ドルを取りこぼしています。1,000ドルを惜しんで2,000ドルと1ヶ月を逃すのは愚かと言える考え方があることも覚えておいてくださいね。
手元に100万円あります。どうしたら良いでしょう?
EntityXも活用したい場合に多く受ける質問です。
EntityXはアカウントの開設に時間がかかるので、まずは登録だけしておきましょう。
残額でCanonをスタート、1万ドルに増やします。以降の利益を片っ端からEntityXに積み立てましょう。
最大どれくらいをCanonで回せますか?
「資産形成」という単語を忘れて、素直に答えると、25万ドル程度です。
セント口座は1ポジションあたりの最大ロットは50ロットですので、基準原資を5000とした時には、残高25万ドルの時、1ポジションのロットは50ロットになります。
スタンダード口座を使えばそれ以上も可能です。試算すると、2500万ドル(約40億円)までいけます。笑
MT5、VPSの再起動は必要ですか?
必要です。
MT5は理想は週に1回、VPSは月に1回は再起動したいですね。
MT5は右上の×から閉じて、再度起動するだけでOKです。
必ずEAをオフにし、ポジションのない状態で行ってください。

VPSの再起動方法はお使いのVPSサービスによります。
お名前.comのデスクトップクラウドをご利用の場合は、コントロールパネルから再起動をすることができます。
https://www.onamae-desktop.com/guide/cp/server/64/
この時も、必ずポジションがない時に行うようご注意ください。
