経済指標と立ち回り
先週は中東情勢の行く末を見守ってる感じの値動きが各市場で展開されました。
中東については「どうせ回避だろ?」という、オオカミ少年的なムードを感じますが、先週の週報に書いたように、明らかに一線を超えていますので、慎重になっておかなければいけないでしょう。
6/23(月)
目立った指標はありませんが、中規模の指標が各国で多数発表されます。関税の影響で、普段気にされない指標も大きな指標の先行指標として捉えられる場合があるので、突発的な値動きに注意が必要です。
6/24(火)
23:00→パウエルさん発言
6/25(水)
23:00→米5月新築住宅販売件数
23:00→パウエルさん発言
6/26(木)
21:30→米1-3月期四半期GDP
6/27(金)
21:30→米5月個人消費支出
21:30→加4月月次GDP
ちょこっと相場環境認識
GOLDは下降チャネルを上抜けた後のリテストを起点とする上昇に対し、3分の2押しを完了、オシレータは下値余地を埋めています。

FOMCのタカ派観測によるドル買いを織り込み、まだ完全に織り込んでいないであろう中東情勢の織り込みが始まりそうな雰囲気です。超長期の上昇目標は3700ドルなので、一段の上昇が見込めそうですが、トレンドも終盤。順調な上昇と言うよりは、ウォルフ波動などの転換期の動きをするでしょう。